SALT · 大三島
伯方の塩
海と太陽が結晶させる、瀬戸内の塩。
1970年代、専売制で全国の塩田が消える時代に、
地元有志の運動で再興された塩づくり。
流下式と平釜が、瀬戸内の海水を結晶へと導きます。
DETAILS
塩と島の物語
起源、製法、使い方、訪ねられる場所。伯方の塩を成り立たせる文脈をご案内します。
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01
起源|地元有志による再興
1971年の塩業近代化臨時措置法により、全国の塩田が廃止されイオン交換膜法に統一されました。「自然海水の塩を残したい」という地元の運動から、1973年に伯方塩業が誕生。瀬戸内の島から、もう一つの塩のかたちが守られてきました。
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02
製法|流下式と平釜
輸入天日塩を瀬戸内海の海水で再溶解し、流下式の枝条架で水分を蒸発させて濃縮、最後に平釜でじっくり結晶化させます。にがり成分(マグネシウム・カリウム等)が一定残るため、丸みのあるしょっぱさと、ほのかな旨みが特徴です。
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03
使い方|料理から銘菓まで
家庭の調味料はもちろん、瀬戸内のレモンと合わせる塩レモン、塩キャラメル、塩ジェラート、塩パン、和菓子の隠し味まで用途は広く、瀬戸田レモンや因島八朔と並ぶ「しまなみの基本素材」として銘菓・スイーツの味わいを輪郭づけます。
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04
立ち寄れる場所
大三島の伯方塩業 大三島工場では、流下式塩田や結晶化工程の見学が可能(要事前確認)。併設の売店では、塩スイーツ・塩を使った加工品を購入できます。サイクリング途中の30分立ち寄りスポットとして、9つの立ち寄り休息 でもご紹介しています。
瀬戸内の塩を、旅の文脈で。
工場見学の段取り、塩を使った銘菓の取り寄せ、贈答用ギフトのご相談まで、編集チームが伴走します。