OYSTER · 広島・呉・江田島
広島の牡蠣
瀬戸内が育む、冬の主役。
全国生産量の約6割を担う、広島県の牡蠣。
穏やかな多島海、川から運ばれる豊富なプランクトン、適度な塩分。
16世紀に始まった養殖の知恵が、いまも瀬戸内の冬の食卓を支えます。
DETAILS
牡蠣と瀬戸内の物語
起源、養殖、味わい方、訪ねられる場所。広島の牡蠣を成り立たせる文脈をご案内します。
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01
起源|室町時代に始まった養殖
広島の牡蠣養殖は、16世紀(室町時代後期)の安芸国・草津で始まったとされ、江戸時代には大坂や京都へ「牡蠣船」で運ばれる名物に。広島湾・呉湾・江田島湾の閉じた地形と、太田川など複数の河川が運ぶ栄養塩、適度な塩分濃度が、ふっくら身入りの良い牡蠣を育ててきました。
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02
養殖|筏垂下式の知恵
広島で確立された「筏垂下式」は、海面に組んだ筏から牡蠣を吊るして育てる方法。海底に沈めるよりも栄養が行き届きやすく、身入りが格段に良くなります。種付けは夏、成長期間は1〜3年。出荷の最盛期は11月〜3月の冬で、海水温が下がるほど身が締まり旨みが乗ります。
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03
味わい方|生・蒸し・焼き・鍋
殻付きを蒸す・焼く「カキ小屋」スタイル、新鮮な大粒を生で味わう生牡蠣、土手鍋(味噌仕立て)、牡蠣めし、牡蠣フライ、牡蠣のオイル漬け。広島では旬の冬になるとカキ小屋が海沿いに立ち並び、食べ放題スタイルで楽しめます。瀬戸田レモンを絞って食べる生牡蠣は、しまなみらしい一皿です。
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04
立ち寄れる場所
広島市・呉市・江田島・宮島周辺にカキ小屋・生産者直売所が集中。しまなみ海道沿いでは、尾道・三原に牡蠣料理の名店が点在します。冬季限定営業の店も多いため、訪問前の予約・営業確認がおすすめ。瀬戸内の海の幸ページ もあわせてご参照ください。
広島の牡蠣を、旅の文脈で。
カキ小屋の席予約、牡蠣料理コースの相談、贈答用の冷凍むき身手配まで、編集チームが伴走します。