RAMEN · 尾道
尾道ラーメン
いりこ出汁と豚背脂が織りなす、港町の一杯。
瀬戸内のいりこと鶏ガラの透き通る醤油スープに、
ぷかぷかと浮かぶ豚背脂の小粒。
戦後の港町に生まれ、いまや全国区となったご当地ラーメン文化です。
DETAILS
港町と一杯の物語
起源、特徴、味わい方、訪ねられる場所。尾道ラーメンの輪郭をご案内します。
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起源|港町と中華そばの邂逅
戦前から尾道の港町には台湾系・中国系の中華そば屋が点在していました。瀬戸内のいりこ漁と組み合わさった独自の出汁文化、戦後の食糧難を乗り切る港湾労働者たちの胃袋を満たす一杯として、現在の「尾道ラーメン」の輪郭が形づくられていきます。1990年代以降、ご当地ラーメンとして全国に広まりました。
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特徴|いりこ+鶏ガラ+豚背脂
瀬戸内のいりこ(カタクチイワシの煮干)と鶏ガラを長時間炊いた、透明感のある醤油スープが基本。表面には豚の背脂をミンチ状に切ったものを浮かせ、コクと甘みを足します。麺は中細のストレート、具はチャーシュー・メンマ・青ねぎ・かまぼこが定番。シンプルだが層の深い、寒い時期にこそ沁みる味わいです。
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店ごとの個性|老舗から新世代まで
尾道駅前から商店街にかけて、老舗の中華そば屋・有名ラーメン店・新世代の意欲的な一杯まで、徒歩圏に多種類が揃います。観光客向けに整えた店も、地元客の朝食として続く店も共存。背脂量、醤油の銘柄、麺の硬さで個性が分かれるため、「2軒はしご」も尾道の楽しみ方として定着しています。
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立ち寄れる場所
尾道駅前・尾道本通り商店街・千光寺ロープウェイ周辺に、尾道ラーメンの代表店が集中。港から徒歩圏で巡れます。しまなみ縦断のスタートまたはゴール後、湯上がりの一杯として組み込みやすいスポットです。食の旅ページ もあわせてご参照ください。
尾道ラーメンを、旅の文脈で。
はしご前提のルート設計、行列回避の時間帯ご相談、お土産用の真空パック手配まで、編集チームが伴走します。